はじめまして。作業療法士で代表の毛利雅英と申します。
思えば25年ほど前、身内に2人の発達凸凹がいました。
女の子10歳で「おもらしと算数の繰上り繰り下がり」ができず。弟は8歳でアナログ時計が読み取れず算数も苦手。こだわりが強く「食卓や机で、隣の食器やおもちゃが少しでもはみ出すと怒る」という状況でした。
お姉ちゃんは「学習障がい多動欠如注意障がい」
/弟は「学習障がい/アスペルガー症候群」の診断。
整肢療護園(現、療育センター)は定員いっぱいで、療育を受ける事も出来ませんでした。
先輩作業療法士から「空きを待つよりも、毛利さんも作業療法士なのだから、感覚統合などを勉強して自宅で療育を行ったらよい」の助言が始まりでした。
あれから25年、制度も変わり【児童デイ】として施設数も増えました。
私ども『あすたむ』では、あえて1グループにつき2〜3名で、1時間〜1.5時間の「個別重視・保護者同伴」にこだわり
「そのお子様の個性と目標目的に沿った、日々や将来に役立てる」療育に特化した施設を開設いたしました。
当時は親の会にも入り、当事者の親という立場で、いろいろと勉強させていたきました。この経験も今に活きています。
ご縁は不思議なもので、当時の親の会の保護者の方が相談員になっていたりと、必然としてできあがった様な“想いの詰まった施設“です。
医学の進歩等で確定診断も付きやすくなりましたが、ここが問題で、社会では認知も未だに遅れており、ともすれば親族身内からの無理解で悩んでいらっしゃる方も多いのも実情ではないでょうか?
そんな時に『あすたむ』を思い出して頂き、お悩みやご相談、利用に至るまでのお話にお気軽にお越しくださいませ。
また凸凹児の対応に困っている保育園・幼稚園・学校の先生への無料対応相談事業も行っております。ぜひご利用くださいませ。
愛媛県下で第一号認可の「居宅訪問型児童発達支援」も行います。医療依存度の高い病気や人見知りが極端に強く、外出が困難などのお子様もご自宅で療育や言葉や対人・社会性の練習も可能な2018年4月からの新制度です。
スタッフは保育経験豊富な保育士4名と、療育経験のある児童指導員1名、音楽療法士1名、療育を専門に学んでいる作業療法士、広く地域リハビリテーションに携わってきた理学療法士(児童発達支援管理責任者)1名、重度心身障がい児で長年療育経験のある理学療法士・言語聴覚士が、皆様の少しでものお力添えになればと、
『わが身内だったら』の想いで、“1度しかない人生“を例えハンディキャップがあったとしても、日々輝いてもらえるよう『つやつや・生き活き・楽しく。楽に』の理念”に基づき精進しながら、
皆さまと共に歩んでいく所存でございます。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。